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英語でファーストフードの注文!日本語にはない名称や表現まとめ

サッと食事を済ませたい時や少し節約したい時など、海外の旅行先でもファーストフード店を利用する機会があります。マクドナルドのように世界中にあるお店もあれば、現地ならではのお店もあるでしょう。そこで今回は、海外のファーストフード店とコーヒーショップで注文する際に覚えておきたいフレーズや、日本語とは違った表現をまとめました。

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ハンバーガーやタコスなどを注文

Next. / Next person.

次の方どうぞ。

Hi.

いらっしゃい/こんにちは。

Can I get a Combo #5?

5番のセットをひとつください。

Drink?

飲み物は?

Orange juice, please.

オレンジジュースで。

What size?

ドリンクのサイズは?

Medium, please.

Mサイズで。

Anything else?

他には?

That’s all.

以上です。

For hear or to go?

こちらで召し上がりますか?お持ち帰りですか?

Here.

ここで。

解説

ファーストフード店での注文~支払いまでの一連の流れは日本も外国も同じです。日本ではハンバーガーが主流ですが、海外ではタコス(タコベル、デルタコ)やサンドイッチ(サブウェイ)もハンバーガーに負けず劣らず展開しています。よって、ここでは商品名は掲載せずにどのお店でも使えるフレーズ・やりとりを紹介します。

 

まず、列に並んで自分の番が来ると「Next.」もしくは「Next person.」と呼ばれます。「次のお客様、どうぞ」まで丁寧な言い方ではなく「次の方」や「はい、次、どうぞ」と言った少しフランクな表現です。そのまま「Hi.」と挨拶してくれる店員もいれば、こちらからの注文を待つ店員もいます。

 

ここから注文にはいります。英語圏のファーストフード店のありがたいポイントは、セットの商品名が数字になっているところです。パネルやメニューにも「No.1、No.2」のようにセットメニューに数字が打ってあり「1番のセット」は「Combo No.1」と言います。わざわざ難しい英語名を言わなくても済むので、外国人旅行者でもスムーズに注文できるんです。もちろん、商品名を伝えても問題ありません。

 

「~をください。」は「Can I get a ~?」もしくは「I will have a ~.」です。「ひとつ」の時は「a」を忘れないようにしましょう。飲み物については2パターン考えられます。ひとつは、カウンターで注文するパターン。もうひとつは自分で好きな飲み物を入れるパターンです。ひとつずつ解説します。

 

欧米圏では飲み物がおかわり自由になっているファーストフード店が多いです。そうでない場合は「Drink?」や「What kind of drink?」と尋ねられるので、飲みたい物を伝えてください。飲み放題の場合は、店内にファミレスのドリンクバーの様なドリンクマシーンが置かれているので、カウンターでカップを受け取り自分で注ぎます。この場合は「What (cup) size?」と尋ねてくるので「Small, Medium, Large」のどれかを答えてください。「S, M, L」では通じませんよ。カップの大きさは日本のサイズのひとつ上です(日本のMが海外のS、日本のLが海外のM)。お店によってはSmallがなくExtra Largeなる巨大カップが存在します。ドリンクを数種類混ぜてオリジナルドリンクを作るのも定番です。

 

「ご注文は以上ですか?」は「Anything else?」です。これも日本語のような丁寧な表現ではなく「他には?」くらいのカジュアルな聞き方です。何もなければ「That’s All」「以上です。」、追加があるなら「Yes. Can I have an apple pie too?(はい、アップルパイもお願いします。)」や「A pancake, please.(パンケーキお願いします。)」のように注文しましょう。

 

「店内でお召し上がりですか、お持ち帰りですか?」は「For here or to go?」です。「here」「ここ」か「to go」「持って行く」かです。日本でよく耳にする「テイクアウト」は和製英語のため海外では通用しませんのでご注意を。答え方も至ってシンプルで、どちらかを一言答えるだけで完了です。もし、先に注文した友人と同じ物が欲しい場合は「I will have the same one.(同じものをください。)」を使えば、全てのプロセスを簡略化することができます。覚えておきましょう。

 

支払い時と注文ミスがあった場合

It’s $5.99.

5ドル99セントです。

Here is your change.

おつりです。

Can I have some extra ketchup?

ケチャップ多めにください。

Excuse me, I didn’t order/ get nuggets.

あの、ナゲットは注文してないですよ。

Excuse me, I need 2 apple pies.

すみません、アップルパイ2つください。

解説

ここでは通貨の言い方と注文ミスについて解説します。
アメリカではいちいち通貨の「ドル」と「セント」を言いません。5ドル99セントなら「Five, ninety-nine」になります。イギリスにも「ポンド」と「ペンス」が存在しますが、言い方はアメリカドルと同じく数字のみが一般的です。「$15」のようにセントやペンス(いわゆる小銭)が無くキリの良い金額だった場合のみ「Fifteen dollars」と、通貨を付けて言います。これは日本と英語圏での大きな違いですね。最初はいくらと言われているのか分からないかもしれませんが、レジの表示を見ながら何回か聞くと慣れるので心配いりません。

 

「change」は「おつり」のことです。「Here’s (is) your change.」はおつりを渡す時の決まり文句なので覚えておきましょう。ファーストフード店ではあまりないかもしれませんが、「Keep the change.」で「おつりはとっておいて。」です。ピザのデリバリーなどの配達員にチップとしておつりをあげたり、じゃらじゃらと小銭を持ちたくない人は募金箱に入れたりします。

 

海外のファーストフード店はドリンクだけでなく、ケチャップや塩、サルサなどのソース類もセルフサービスのことが多いです。ペットボトルのフタのような小さい紙の容器に自分で注ぐケースと、小分けの袋の2種類あります。もし、to goでソースが余分に欲しい時は「Can I have some extra ketchup?」とお願いしましょう。特に数の制限はありませんが、常識の範囲でマナーは守ってくださいね。

 

また、注文と違うものが入っていることや、反対に注文したものが入っていないなんてこともあるでしょう。そんな時は尻込みせずにきちんと伝えましょう。まずはレシートをチェックしてください。注文とは違うものが出てきたら「Excuse me, I didn’t order ~.(あの、~は注文してないですよ。)」と伝えます。逆にお金は払ったのに、商品がない場合はレシートを見せながら「Excuse me, I need 2 apple pies.(すみません、アップルパイ2つください。)」のように堂々と伝えてみましょう。

 

「I didn’t get ~.」で「~がありません、もらってません。」と言う表現になるんじゃないか?と思ったあなた、鋭いですね!しかし、これはgetが持つ意味合いから反対の意味に捉えられてしまう可能性が非常に高いのです。「~を頼む、~を注文する」は「I will have ~.」や「I will get ~.」と言うことから、「I didn’t get ~.」は「~は頼んでいませんよ。」と言っていることになります。これではやりとりに混乱を招いてしまうので、使用は避けたいところです。

 

コーヒーショップで注文する

How are you doing today? / Hello. How are you? / Good morning, how is it going?

いらっしゃいませ。調子はいかがですか?

Pretty good. You?

いい感じです。あたなは?

I’m good. Thank you.

元気です。ありがとうございます。

What can I get for you today? / What would you like? / Are you ready to order?

今日は何にしますか?/何がいいですか?/ご注文はお決まりですか?

I will have an espresso, and a caramel macchiato.

エスプレッソとキャラメルマキアートをお願いします。

What size?

サイズは?

Small for espresso and Large for the macchiato.

エスプレッソはSで、キャラメルマキアートはLです。

Would you like your drink in a bag?

飲み物は袋に入れましょうか?

No, thanks./ Yes, please.

いいえ、大丈夫です。/はい、お願いします。

Here you are. Have a nice day!

どうぞ。よい1日を!

Thank you. You too.

ありがとう、あなたも。

解説

ファーストフード店でのやりとりとコーヒーショップのそれとは敢えて分けています。これには注文する商品の違い以外に別の大きな理由があります。そこを踏まえて解説します。

 

ファーストフード店での注文は、どこか流れ作業のような部分を感じます。ところがコーヒーショップに行くと、常連客の名前とドリンクを覚えていたり世間話をしたり、多かれ少なかれコミュニケーションの要素が含まれているのです。ファーストコンタクトから明らかな違いがあるので見て行きましょう。

 

順番がきたら「How are you doing today?」や「Hello. How are you?」のように挨拶からオーダーが始まります。あなたは「Good.」や「Pretty good.」など軽く返事をするだけでOK。「(And) you?」や「How about you?」「あなたは?」と店員に聞き返すとより丁寧ですね。

 

続いて注文をとるわけですが、その言い方もフレンドリーです。大抵の店員が「What can I get for you today?(今日は何にしますか?)」「What would you like?(何がいいですか?)」「Are you ready to order?(ご注文はお決まりですか?)」と尋ねてくれるでしょう。これらの表現はレストランでも使われる丁寧なフレーズです。どれで聞かれても答え(注文する)に変わりはありません。

 

注文はファーストフード店と同じように「Can I have/ get ~?」や「I will have/ get ~.」を使います。こなれた感を出したければ「Let me have/ get ~.」と言ってみるのも良いでしょう。ちなみに「カフェインレス」は「decaf」です。「caffeine less」と言っても通じるかもしれませんが、正しい英語表現ではないので注意してください。発音は「ディキャフ」です。

 

サイズはファーストフード店同様Small, Medium, Largeが主流ですね。スターバックスは日本と同じTallやGrandeです。「Tall」の発音は「トール」ではなく「ターウ」に近いです。同様に「Small」も「スモール」とは言わず「スマーウ」の方がナチュラルです

 

コーヒーはto goすることが多いですよね。複数注文した場合「Would you like your drink in a bag?(飲み物はバッグに入れましょうか?)」と尋ねてくれます。「Yes, please./ No, thank you.」のどちからで答えてください。最後も「Have a nice day!(良い1日を!)」と笑顔で一言添えてくれる店員が多いです。「Thank you. You too!(ありがとう。あなたも良い1日を!)」や「Thanks. I will.(ありがとう!)」のように笑顔で返しましょう。

 

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