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食事中How’s everything?と聞かれたら?レストランでのやりとりを楽しむための英語表現

英語圏のレストランでは、食事中に店員が色々と声をかけてきます。それもサービスの一部だからです。「お味はどうですか?」「飲み物のお代わりはいかがですか?」など、ふいに聞かれてもスムーズに返事ができたらカッコイイですよね!そこで今回は、レストランで店員との会話を楽しみながら食事をするための英語表現を紹介します。

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食事が運ばれてくる

Here is your chicken salad.

チキンサラダです。

Your food is on its way.

あなたのお料理もすぐに出てきます。

Did I get you everything?

全ておそろいでしょうか?

Yes.

はい。

Let me know if you need anything. Enjoy your meal.

何か必要ならお声がけください。食事を楽しんでくださいね。

Thank you.

ありがとう。

解説

料理は大抵「Here is your ~.(~です。)」と言って運ばれてきます。フレンドリーな店員は「Who’s getting ~?(~は誰のかな?)」のように質問してくるかもしれません。また、中にはシンプルに料理名だけを告げる店員もいます。自分の料理がきたら「That’s mine.(私のです。)」と伝えましょう。

 

なかなか料理が運ばれてこないと周りも気を使うし、自分も気になりますよね。料理がまだ揃っていない場合は「もうすぐ来ますよ。」と声をかけてくれる店員もいます。「Your food is on its way.」や「Your food is coming.」などと言われるでしょう。「on ~’s way」は「行く途中、来ている最中」と言う意味です。「I’m on my way.(今向かっています。)」がよく使われるフレーズですが、今回のように人以外の物にも使うことができます。

 

「ご注文の品は全てお揃いでしょうか?」の一般的な表現は「Did I get you everything?」です。もしくは「Did you get everything you ordered?」です。似たようなフレーズですが違いは主語が店員(I)なのかお客さん(you)なのかにあります。もし注文したのに、まだ来ていない料理があるなら「~ isn’t here yet.(~が来ていませんよ。)」や「Didn’t we order ~?(~注文してなかったっけ?)」と尋ねてみてください。注文が通ってないことや忘れられている可能性もあります。

 

店員の去り際の決まり文句は「Enjoy your meal.(お食事をお楽しみください。)」です。「Let me know if you need anything.(何か必要ならお声がけください。)」とセットで使われることも多いので覚えておきましょう。こちらから特に特別な返事は必要ありません。「Thank you.」と笑顔で返すだけで十分です。

 

食事中の店員との会話

How is everything?

お料理はいかがですか?

Very nice. I love the sauce.

とてもおいしいです。このソース気に入りました。

Is everything OK?

お食事は順調ですか?

Yes. Everything tastes so good.

全部おいしいです。

Can I get you another drink?

お飲み物、もう一杯いかがですか?

Would you like a refill?

飲み物のお代わりはいかがですか?

Yes, please. / I will have Ginger Ale.

はい、お願いします。/ジンジャーエールにします。

No. I’m good. Thanks.

いえ、大丈夫です。ありがとう。

Excuse me. Can I have some water, please?

すみません。お水をいただけますか?

Do you have ketchup?

ケチャップはありますか?

I dropped my spoon. Can I have a new one?

スプーンを落としてしまいました。新しいのをいただけますか?

Sure.

もちろんです。

解説

食事の途中で店員が様子を伺いにきます。追加の注文、ドリンクのお代わりなどをチェックするためです。その時に使うフレーズは「How’s everything?」です。「全て順調ですか?」すなわち「お食事はいかがですか?」と言う意味が含まれています。ですので、返答は「Very good.」「Everything is great.」など複数考えられますが、「おいしいですよ」を含んだ内容が好ましいです。

 

特に、どんなポイントが気に入ったかを伝えられると尚良いです。「I love the ~.(~が気に入りました。)」や「Especially, ~ is my favorite.(特に~がお気に入りです。)」は使いやすい表現ではないでしょうか。そして、このタイミングで追加注文(あれば)や、ドリンクのお代わりをお願いしましょう。

 

「Can I get you another drink?」や「Would you like a refill?」はドリンクのお代わりを確認する表現です。「refill」は「お代わり」です。ファーストフード店でも使えるので覚えておくと便利ですよ。もう1杯同じものを飲むなら「Yes, please.」と答えれば良いですね。他の飲み物が欲しいなら「I will have ginger ale this time.(次はジンジャーエールにします。)」のように飲みたい物を伝えてください。

 

もし、もう必要ないなら「No. I’m good.」と返しましょう。これは「No, thank you.」と同じような表現ですが、より口語寄りでネイティブっぽい表現です。実は、日常会話によく登場します。「I’m good.って元気です、じゃないの?」と思った方もいるでしょう。この場合の意味は「大丈夫です。結構です。」が正解で、「No, thank you.」より柔らかいニュアンスが含まれている言い方です。

 

お水がほしい時は「Can I have some water (, please) ?」と言いましょう。本来水や液体は数えられない(不加算名詞)なので、「a cup of ~」や「a glass of ~」のように「~杯」をつけて使うと習ったことがあるのではないでしょうか?もちろん、これも正解です、文法的にも正しいです。ただ、ネイティブはレストランのお水がコップで出てくることは分かっているので、いちいち「Can I have a glass of water?」とは言いません。他の飲み物も同じです。「Can I get a coke?」「Let me get a tea.」など「a 飲み物」と使っても通じるので安心してください。

 

他にも「ケチャップがほしい。」「ドレッシングが足りない。」「スプーンを落としてしまった。」など、こちらから店員を呼びたい場面もあるでしょう。そんな時は手をあげて「Excuse me.」と店員を呼び止めましょう。担当のウェイトレス・ウェイターでなくても大丈夫です。

 

何かがほしい時は基本的に「Can I have some ~?」を使って伝えることが可能です。「Can I have some more ketchup?(ケチャップをもう少しください。)」や「Can I have a new fork?(新しいフォークをください。)」のように使います。もし、お目当ての物があるかどうかが知りたい場合は「Do you have ~?」を使います。例えば、ドレッシングがほしいけどどんな種類のドレッシングがあるか分からない、なんて場合には「What kind of dressings do you have?(どんなドレッシングがありますか?)」と尋ねます。子供用のスプーンがあるか知りたいなら「Do you have a small spoon for kids?」と質問しましょう。

 

食事以外の会話を楽しむ

Where are you (guys) from?

あなた(達)はどこから来たの?

(We are from)Japan.

日本です。

Oh cool. So are you traveling around?

わぁ、すごいですね。じゃあ旅行中ですか?

Yeah, we are going back tomorrow.

ええ。明日帰国なんだけどね。

Where in Japan do you live? Tokyo? Osaka?

日本のどこに住んでいるんですか?東京?大阪?

Fukuoka. It’s a southern part of Japan.

福岡です。日本の南の方です。

解説

フレンドリーなレストランや、お客さんの雰囲気から色々会話ができそうだと思った店員は、食事と関係のない話題が出してくることもあります。ここでは、そんな場面にも対応できるフレーズを紹介します。このような、現地の人との交流も海外旅行の楽しみのひとつですよね。

 

海外旅行をしていると、必ず聞かれるのは「Where are you from?」ではないでしょうか?日本人はだいたい服装や雰囲気で海外旅行者とバレたりするものです。英会話の実践だと思って会話を楽しみましょう。ここでのポイントは「yes」ばかり使うと堅いので「yeah」「うん」のように砕けた表現も使ってみてください。

 

youの複数形もyouですが、「you guys」や「you ladies」のように「お兄さんたち、君たち」や「お姉さんたち」のように、複数形を表すことも多々あります。むしろカジュアルな会話ではこちらの方がデフォルトと言っても良いくらいです。ちなみに、「guys」は女性を含んだグループにも使いますが「ladies」や「girls」は女性のみのグループに使います。

 

また、主語+動詞+目的語のようにビシッときまった綺麗な文で答える必要もありません。正しい文法で答えることより、相手に伝えること、会話をすることそのものを意識してください。強張った顔で淡々と返事をされるより、発音や文法は多少間違っていても笑顔で返してくれると話しかけた方も嬉しいものです。

 

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