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海外旅行でおすすめの観光スポットを尋ねるための英語表現

海外旅行の楽しみと言えば観光と食事!どんな情報でも手に入るこの時代、ガイドブックやウェブサイトで入念に事前調査をして海外旅行に臨む人が多いですよね。そんな中でも、主要な観光スポットだけでなく、地元民しか行かないようなその街のディープな穴場を訪れることもまた海外旅行を楽しむひとつの方法です。そこで今回は、おすすめの観光スポットやレストランなどを尋ねる時に役立つ英語フレーズを紹介します。

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観光スポットの情報を得る

I’d like to go sightseeing tomorrow.

明日、観光したいです。

Do you have any brochures (that I can keep)?

観光施設のパンフレットなど、いただけますか?

Sure. You may take them as you like.

もちろんです。お好きなパンフレットをどうぞ。

Is the Statue of Liberty near here?

自由の女神はここから近いですか?

How can I get there?

そこへはどうやって行けばいいですか?

I want to (wanna) visit this place.

この場所に行ってみたいのですが。

Is the night market a good place to visit?

夜市は行くべきですかね?

Do you recommend me to go Waikiki beach?

ワイキキビーチは行くべきですか?

解説

大抵の観光情報はホテルのフロントでゲットできるでしょう。「観光」は「sightseeing」と言います。「サイッスィーン」のようにtとgを切り落とすイメージで発音します。「I’d like to ~」は「~したい。」のワンランク上の表現です。もちろん「I want to ~.」を使うこともできます。

 

「パンフレット」は和製英語ではないのですが、本来の意味と日本人が使っている定義が異なるため通じません。観光施設のパンフレットは「brochure」、映画やイベントなどのチラシは「flyer」と言います。「brochure」は元々フランス語で「ブローシュア」と発音します。 例文の「that I can keep」は「持って帰る、もらう」を指すので、なくても問題ありません。

 

観光スポット巡りの際に覚えておくと重宝するフレーズが「Is ~ near here?(~はここから近いですか?)」です。ホテルや駅などで尋ねることができるだけでなく、迷ったり目的地が見つからなかったりする時にも使えます。ここからの距離に関係なく「How can I get there?」と尋ねれば、目的地までの行き方が分かります。

 

ガイドマップや写真、パンフレットなどを相手に見せながら「ここに行きたいんです」と言う表現も万能です。「I want to (wanna) visit this place.」や「I want to (wanna) go here.」と言いましょう。「want to ~」の口語表現が「wanna」で、「ワナ」と発音します。

 

ガイドマップには載っているけど行くべきが迷っているような場所があるなら、思い切ってホテルのスタッフやタクシードライバーなど、現地の人に聞いてみましょう。「Is the ~ a good place to visit?(~は行くべき良い場所ですか?)」や「Do you recommend me to visit/go ~?(~に行くことをおすすめしますか?)」のように尋ねれば「Yes.」か「No.」で答えてくれるので、返答も聞き取りやすいです。

 

おすすめの観光スポットを聞く

Where do you recommend me/us to go?

どこかおすすめの場所はありますか?

What time do they open?

何時に開店しますか?

Is that area safe?

そのエリアは安全ですか?

How long does it take to get there?

そこまでどのくらいかかりますか?

I’d like/want to go somewhere quiet with nature.

どこか静かで自然のあるところに行きたいです。

Where is good for shopping?

ショッピングはどこが良いですか?

Please tell us restaurants that only local people go.

地元の人しか行かないようなレストランを教えてください。

解説

おすすめの訪問先を尋ねてみるのも良いでしょう。この場合、5W1H(what, where, when, which, why, how)を活用します。そのため、返答が「Yes」「No」ではなくなるので、聞き取りもしっかりしなくてはいけません。特に、地名は聞き取りにくいです。現地の人と英会話を楽しみたいなら積極的にチャレンジしてみてください。

 

「どこがおすすめですか?」と尋ねるなら「Where do you recommend me/us to go?」で良いでしょう。「Do you have any recommendation?」を使っても同じ質問ができます。営業時間を知りたい場合は「What time do they open/close?」と尋ねましょう。

 

訪問先によっては治安が良くない場所もあるでしょう。海外旅行では普段以上に気を引き締める必要があります。治安は、女性だけの旅行や子連れのなら特に気になるポイントです。心配なら率直に「Is that area safe?(そのエリアは安全ですか?)」と尋ねるのが一番です。返答だけでなく、相手の表情にも注目してください。本当に安全で問題ない場所なら即答で明るく「Yes.」「Yeah.」と答えてくれるはずです。少し間があったり、迷っているような表情なら、たとえ答えが「Yes」であっても念のために避けても良いでしょう。

 

行ってみたいと思う場所なら移動手段や所要時間も教えてもらいましょう。どちらも「how」を使って聞くことができます。所要時間を尋ねるには「how long」を、行き方は「how to go」を使います。「How long does it take to get there? 」の「get」は「到着する」を指すものです。移動手段について「Yes」「No」の返答がほしければ「Do I/we take a bus/train to go there?」のように、Doから始まる疑問文で質問します。

 

特定の目的や行きたい所があるなら、「~できる所に行きたい」と伝えましょう。聞かれた側も漠然とおすすめを聞かれるよりアドバイスしやすいはずです。「Where is good for ~?」は「~するにはどこがおすすめですか?」と尋ねることができます。もしくは「I’d like/want to go somewhere quiet with nature.(自然があって静かな場所に行きたいです。)」のように、明確な希望を伝えても良いでしょう。

 

「Please tell us restaurants that only local people go.」で注目すべきは「that only local people go.」です。これは「地元の人しか行かない場所」と言う意味なので、主要な観光スポット以外の場所にチャレンジしたい時に使います。「local」の発音は「ローコォ」です。「ローカル」では通じませんよ。

 

道を尋ねる

Excuse me.

すみません。

(I think) I’m lost.

道に迷っています。

I want to go here. Am I on the right place?

ここに行きたいんですが、この道で合っていますか?

Yes. It’s right there.

ええ。すぐそこよ。

I’m looking for this restaurant.

このレストランを探しているんです。

Can you tell me how to get there?

行き方を教えてくれませんか?

You are on the wrong street. Go down this street and turn right at the first traffic light.

この通りじゃないですよ。まっすぐ行って、1つ目の信号を右ですね。

You are almost there. I can take you.

すぐそこですだから、一緒に行ってあげるよ。

Thank you so much.

本当にありがとうございました。

I appreciate your help.

助けていただいて感謝します。

Thank you for your kindness.

親切にありがとうございました。

解説

道行く人に道や場所を尋ねる場合は「Excuse me.」と話しかけましょう。日本語で言うところの「ちょっと、すみません。」「あの…」にあたります。「道に迷った」は「be lost」です。「I’m lost.」「道に迷っています。」や「I can’t find ~.」「~が見つけられません。」と続ければ、なぜ呼び止められたかハッキリするので相手も安心します。

 

このような時も、ガイドブックや画像などビジュアルを見せながら「I want to go here.」「ここに行きたいんです。」と伝えればスムーズですね。「Am I on the right place?」の「right place」は「正しい場所」と言う意味です。他にも「right street」「正しい道」に言いかえることも可能です。

 

「wrong street」と言われたら道を間違っています。「wrong」の発音は「ウォン」のように聞こえます。日本語にはないrの音で且つwから始まると言うスペルの先入観も相まって、慣れるまで聞き取りづらいでしょう。道案内で登場するキーワードは「street」「通り」、「corner」「角」、「traffic light」「信号」、「go across」「道を渡る」、「crosswalk」「横断歩道」、「on your right/left」「右側/左側」です。

 

観光客らしき外国人がスマホや地図を見ながらウロウロしていると、迷っていることは明確です。大抵の人は道を教えてくれるか、手助けしてくれるでしょう。ただ、それを利用して悪巧みをする人はどこにでもいます。日本では予期せぬことに遭う可能性もあります。くれぐれも注意してください。「I can take you.(連れて行ってあげるよ。)」とオファーされたら、「That’s OK. I got it.(大丈夫です。もう分かりましたから。)」と断る勇気も必要です。そして、親切に教えてくれた人にはしっかりお礼を伝えましょう。「Thank you.」以外にも「I appreciate your ~」は「あなたの~に感謝する。」になり表現の幅が広がります。

 

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